2016年 6月26日  タケニグサ



【@昨年崖下で見つけたタケニグサが今日、開花しました】
16.6.26 撮影

           タケニグサ Macleaya cordata〈竹似草/別名チャンパギク〉
                               (ケシ科 タケニグサ属) 花期は 6〜7月。
        茎が中空で竹に似ているからといわれる。
        別名のチャンパギクは占城菊と書き、
        インドシナの占城から渡来したと考えられたことによる。
        茎や葉を切ると出る黄色の乳液は有毒で、害虫の駆除に用いた。
        日当たりの良い荒れ地や道ばたなどに多い高さ1-2mの多年草。
        全体に粉白を帯びる。
        葉は長さ10-30cmで、菊の葉のように裂け、裏面にはふつう細毛が密生する。
        茎の先に大きな円錐花序を作り、白い花を多数つける。
        花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちる。
        雄しべは多数あり、葯は線形で、花糸は糸状。
        刮ハは長さ約2.5cm。

【@を拡大しました − 葉は長さ10-30cmで、菊の葉のように裂け
16.6.26 撮影
                                 
【A茎の先に大きな円錐花序を作り、白い花を多数つける
16.6.26 撮影

【Aを拡大しました − 花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちる
16.6.26 撮影
「雄しべは多数あり、葯は線形で、花糸は糸状」
崖下に下りる勇気が出れば、花に近づいて撮れるのですが…。


* * * * * フォトギャラリー『写創蔵』で写真展が開催されています* * * * *

【B】
16.6.24 撮影

【C】
16.6.24 撮影

展示されている写真は、2012年11月に開催した最後の写真展のものを写創蔵のご厚意で使われているのです。
時間が許す限り写創蔵に寄ってみるのですが、場所をエコ・ミュージアムと思い、行かれて場所が違っていることが分かり、来場された人も多いそうです。
芳名録を見ると、遠路から来場されている方もおられ、やっぱり、
『秋吉台で出会った花 改訂版』の写真展をやって、写真展の締めくくりにしたいと考え始めました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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