タケニグサ Macleaya cordata〈竹似草/別名チャンパギク〉
(ケシ科 タケニグサ属) 花期は 6月〜。
茎が中空で竹に似ているからといわれる。
別名のチャンパギクは占城菊と書き、
インドシナの占城から渡来したと考えられたことによる。
茎や葉を切ると出る黄色の乳液は有毒で、害虫の駆除に用いた。
日当たりの良い荒れ地や道ばたなどに多い高さ1-2mの多年草。
全体に粉白を帯びる。
葉は長さ10-30cmで、菊の葉のように裂け、裏面にはふつう細毛が密生する。
茎の先に大きな円錐花序を作り、白い花を多数つける。
花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちる。
雄しべは多数あり、葯は線形で、花糸は糸状。
刮ハは長さ約2.5cm。
【@を拡大しました − 葉は長さ10-30cmで、菊の葉のように裂け、裏面にはふつう細毛が密生する】
15.6.14 撮影
【@を拡大しました − 茎の先に大きな円錐花序を作り、白い花を多数つける】
15.6.14 撮影
【A300mm望遠レンズで − 花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちる】
15.6.15 撮影
【Aを拡大しました − 開花はしていますが、近づいて100mmマクロで撮りたい】
15.6.15 撮影
タケニグサは県内の数ヵ所で見てきましたが、
このたび見つけたのもいかにも生えていそうな所で、「やっと見つけた」という感じです。
タケニグサに付いた花番号は、『1393』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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