2015年 6月15日  タケニグサ



【@林縁、下りるには勇気がいる崖下の荒れ地に生えているのを見つけました】
15.6.14 撮影
 
         タケニグサ Macleaya cordata〈竹似草/別名チャンパギク〉
                               (ケシ科 タケニグサ属) 花期は 6月〜。
        茎が中空で竹に似ているからといわれる。
        別名のチャンパギクは占城菊と書き、
        インドシナの占城から渡来したと考えられたことによる。
        茎や葉を切ると出る黄色の乳液は有毒で、害虫の駆除に用いた。
        日当たりの良い荒れ地や道ばたなどに多い高さ1-2mの多年草。
        全体に粉白を帯びる。
        葉は長さ10-30cmで、菊の葉のように裂け、裏面にはふつう細毛が密生する。
        茎の先に大きな円錐花序を作り、白い花を多数つける。
        花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちる。
        雄しべは多数あり、葯は線形で、花糸は糸状。
        刮ハは長さ約2.5cm。

【@を拡大しました −  葉は長さ10-30cmで、菊の葉のように裂け、裏面にはふつう細毛が密生する
15.6.14 撮影
                                 
【@を拡大しました − 茎の先に大きな円錐花序を作り、白い花を多数つける
15.6.14 撮影

【A300mm望遠レンズで − 花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちる
15.6.15 撮影

【Aを拡大しました − 開花はしていますが、近づいて100mmマクロで撮りたい】
15.6.15 撮影

   タケニグサは県内の数ヵ所で見てきましたが、
   このたび見つけたのもいかにも生えていそうな所で、「やっと見つけた」という感じです。
   タケニグサに付いた花番号は、『1393』。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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