ノグルミPlatycarya strobilacea〈野胡桃/別名ノブノキ〉
(クルミ科 ノグルミ属) 花期は6月。
日当たりのよい林縁に生える高さ5-10mの落葉高木。雌雄同株。
葉は互生し、長さ20-30cmの奇数羽状複葉。
小葉は3〜7対あり、長さ4-10cmの被針形で、ふちに重鋸歯がある。
本年枝の先に数個の尾状花序を直立する。
頂生の1個が雌花序で長さ約2cm。
雄花序は長さ5-8cmで、雌花序を取り囲んでつく。
果実は堅果。果穂は長さ2-3cmの楕円形で、
苞が密に重なり、苞の中に翼のある堅果がある。
【A】
15.6.16 撮影
【B本年枝の先に数個の尾状花序を直立する】
15.6.16 撮影
【C 葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は3〜7対あり、被針形で、ふちに重鋸歯がある】
15.6.16 撮影
【D 雄花序は長さ5-8cmで、雌花序を取り囲んでつく】
15.6.16 撮影
【Dを拡大しました − 頂生の1個が雌花序で長さ約2cm】
15.6.16 撮影
【E落ちていた雄花序を】
15.6.16 撮影
【Eを拡大しました】
15.6.16 撮影
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今日、今月20日(土)のエコツアー『梅雨も花を楽しもう!』のコース下見を3人でやりました。
林の中の予定の花を確認後、草原に出て、引き返さずそのまま御鉢山まで歩いたところ、
オカトラノオ・スズサイコ・クララ・カキラン…小雨が降っているのに風が気持ちが良いし、
昨年も参加された方が数名いらっしゃるので、草原をたくさん歩くコースに変更しました。
雨の場合、お弁当は旅行村に下りてからにして、お腹が空いた方にお八つを用意…と、
大事な下見ですが、十分楽しくできました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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