2016年 10月30日  タカネハンショウヅル



【@開花確認は10月14日、浅香さんによりましたが、もう花は終わりに近づきました】
16.10.29 撮影

        タカネハンショウヅル Clematis lasiandra 〈高嶺半鐘蔓〉
                      (キンポウゲ科 センニンソウ属) 花期は10〜11月。
      低山の林縁などに生えるつる性低木。
      西日本の低山に見られる。
      葉は2回3出複葉。
      小葉は卵形で長さ2-3cm、先がとがり、粗い鋸歯がある。
      その年にのびた枝の葉腋に集散状に2〜3個の淡紅紫色の花をつける。
      花は鐘状で半開し、長楕円形で長さ1.5-2cmの萼片4個からなる。
      萼片のふちに白毛が密生するが背面は無毛。先端は少し反り返る。
      雄しべは多数あり、萼よりやや短く、長い白毛を密生する。


【Aこの場所で、初めてタカネハンショウヅルを見つけたのは8年前のことでした】
16.10.29 撮影
                                 
【B】
16.10.29 撮影

【C愛おしくて毎年日記に書いてきました − 今年は萼の先が随分よく開いています】
16.10.29 撮影

【D花の形も、時の流れとともに変化していくのでしょうか…】
16.10.29 撮影

【D一昨年までは「先端は少し反り返る」でした − 2014年10月10日の日記から】
14.10.10 撮影


* * * * * おまけ* * * * *

【E今日、長者ヶ森近くでタツナミソウが咲いていました】
16.10.30 撮影

【Eを拡大しました − ほかでも友人が見たそうです。気候のせい?】
16.10.30 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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