タカネハンショウヅル Clematis lasiandra 〈高嶺半鐘蔓〉(キンポウゲ科 センニンソウ属)
花期は10〜11月。 低山の林縁などに生えるつる性低木。西日本の低山に見られる。
葉は2回3出複葉。
小葉は卵形で長さ2-3cm、先がとがり、粗い鋸歯がある。 その年にのびた枝の葉腋に集散状に2〜3個の淡紅紫色の花をつける。
花は鐘状で半開し、長楕円形で長さ1.5-2cmの萼片4個からなる。
萼片のふちに白毛が密生するが背面は無毛。先端は少し反り返る。 雄しべは多数あり、萼よりやや短く、長い白毛を密生する。
【@を拡大しました − 葉は2回3出複葉。小葉は卵形で先がとがり、粗い鋸歯がある】
15.10.3 撮影
【@を拡大しました − 花は鐘状で半開し、長楕円形で長さ1.5-2cmの萼片4個からなる】
15.10.3 撮影
【A − @の下方は】
15.10.3 撮影
【B − Aの下方の花序を】
15.10.3 撮影
【Bを拡大しました − 萼片のふちに白毛が密生するが背面は無毛。先端は少し反り返る】
15.10.3 撮影
今日のタカネハンショウヅルは、従来の場所から少し離れた若いスギに絡んだ2ヶ所。
ここは、今年初めて確認しました。
日当たりが良いためか花が大きく色もきれい。きっと、また撮りに来ることでしょう。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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