11月5日 タカネハンショウヅル − その2


【今年は何度も通いました】
   11.10.26 撮影
   
    タカネハンショウヅル〈高嶺半鐘蔓〉(キンポウゲ科 センニンソウ属) 花期は10〜11月。
   低山の林縁などに生えるつる性低木。
   葉は2回3出複葉。小葉は卵形で長さ2〜3cm、先がとがり、粗い鋸歯がある。
   その年にのびた枝の葉腋に集散状に2〜3個の淡紅紫色の花をつける。
   花は鐘状で半開し、長楕円形で長さ1.5〜2cmの萼片4個からなる。

             【上の画像を拡大しました − 一つの花の命は短くて・・・】
                           11.10.26 撮影
   「きれいで形も良いのに撮り損ねた」と、翌日来てみても“一番きれいな時”を過ぎていました。

                       【今年最後の花です】
                           11.11.5 撮影
     この花は道ばたで小さな蔓についていて、奥の蔓で開花確認した日(10月20日)には、
     直径5mmほどのつぼみで、真っ白い小さな玉でした。
 
                      【上の画像を拡大しました】
                           11.11.5 撮影
                      
    今年、目の前で見られるのはこの一つだけだったので、咲くのを楽しみにしていましたが、
    “一番きれいな時”がこんな雨の日になってしまいました。 
    でも、見られました。 また来年を楽しみに。

                           
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 きょう予定していたエコツアーは、雨のため中止にしました。
 ツアーのコースでは、ちょうどウメバチソウが花盛りで、あちこちで群生してかわいい白い花をいっぱい咲かせているし、ムラサキセンブリ・センブリ・リンドウ・ヤマジノギクも最高にきれいに咲き揃っています。この晩秋の草原の花たちで今回のエコツアーは大成功間違いなかったのに、本当に残念です。

 残念で仕方がない気持ちのままのインタープリター3人(宮田・西尾・中沢)で、早速今日、来年のエコツアーの計画を立てました。
 今年4回予定していたうちの2回が悪天候のため実施できなかったことを踏まえて、来年は5回行うことにしました。
 
 予定は、
  @4月7日(土)、A5月26日(土)、B7月14日(土)、C10月13日(土)、D11月3日(土)。

 来年も、私たち秋吉台エコ倶楽部のエコツアーをどうぞよろしくお願いいたします。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。