4月24日 タイリンアオイ・ナガトカンアオイ |
タイリンアオイ〈大輪葵〉(ウマノスズクサ科 カンアオイ属) 花期は4〜6月。 山地の林内に生える多年草。 葉は長さ8〜12cm、幅5〜12cm、基部は深くハート形にへこみ、 表面は緑色で光沢がなく、ふつう白っぽい雲形の紋がある。 花は直径3〜4cm、暗紫色で、萼筒は長さ2〜2.5cm、上部が目立ってくびれる。 萼の裂片は波打ってやや不規則な形、 のどもとを取り囲んで白色の突起が同心円状に並ぶ。 雄しべ12本、花柱6本。 分布:山口県、島根県南部、福岡県、佐賀県、熊本県。 【Aを拡大しました − のどもとを取り囲んで白色の突起が同心円状に並ぶ】 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * ナガトカンアオイ〈長門寒葵/ノムラカンアオイ〉 (ウマノスズクサ科 カンアオイ属) 花期は4〜6月。 山地の林内に生える常緑の多年草。秋吉台では林内に希に生育。 「サンヨウアオイ×タイリンアオイ」または「ミヤコアオイ×タイリンアオイ」と思われるもの。 ( 松井茂生さん「秋吉台の植物」 ) 【Bナガトカンアオイ】 【Cタイリンアオイ×ミヤコアオイと思いますが、いかがでしょう?】
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