スズシロソウArabis flagellosa〈蘿蔔草〉(アブラナ科 ヤマハタザオ属) 花期は2〜4月。 ダイコンの花に似ていることによる。
山地谷沿いに生える高さ10-25cmの多年草。
多くのランナーをのばして地を這う。
根生葉は倒卵状へら形で長さ3-7cm、茎葉は1-2cm、粗い鋸歯がある。
総状の花序に白色の4弁花を開く。花は直径1cmほど。
【@を拡大しました − 毎年一番早く開花するここで、今日開花していたのは3個】
14.2.19 撮影
【A2個目の花 −斜面を埋め尽くすように生えていますが、一体何株なのか】
14.2.19 撮影
【B今日開花していた3個目 − 車がひっきりなしに走る県道に面した岩壁です】
14.2.19 撮影
スズシロソウの開花確認は、2012年−1月29日、2013年−2月15日でした。
開花確認は過去の記録を見ながら、それより早めに1回目を行うために、今年はここに何度も足を運びました。
開花が少ない今の時期だからこそ、スズシロソウはほぼ正確な記録が取れていますが、4〜7月に開花する花となりますと、思い通りにはいかなくなります。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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