ヤブミョウガ〈薮茗荷〉(ツユクサ科 ヤブミョウガ属) 花期は7〜8月。
薮や林の中などに多く、葉の感じがミョウガに似ていることによる。
暖地の山野に生える高さ50-100cmの多年草。
茎や葉はざらつく。
葉は狭長楕円形で、基部は鞘状になって茎を抱く。
茎の上部に白い花が輪生状に数段つき、両性花と雄花が混じってつく。
花は直径8mm。萼片3、花弁3、雄しべ6、雌しべ1よりなり、
両性花では雌しべが雄しべより長く、雄花では雌しべが退化して見えにくい。
【A今日、別の場所、林道のガードレールの外側で】
13.8.18 撮影
【Bスズメウリが絡んでいました】
13.8.18 撮影
【Bを拡大しました − 白い花が輪生状に数段つき、両性花と雄花が混じってつく】
13.8.18 撮影
【C − Bの左手前の花 − 雄花ですよね?両性花は皆もう果実になりかけています】
13.8.18 撮影
「雄花では雌しべが退化して見えにくい」
【D両性花は8月10日に写っていました − 「両性花では雌しべが雄しべより長い」】
13.8.10 撮影
○
【E雌しべがあるのでこれも両性花 (雄花では雌しべが退化して見えにくい)】
13.8.10 撮影
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【Fスズメウリは8月13日、山裾の農道脇で開花確認 − 雄花ばかりでした】
13.8.13 撮影
スズメウリ〈雀瓜〉(ウリ科 スズメウリ属) 花期は8〜9月。
原野や水辺などに生えるつる性の1年草。雌雄同株。
茎は細く、巻きひげでいろいろなものに絡みつきながら伸びる。
葉は巻きひげと対生し、卵円形で鋭頭、薄くて、表面はざらつく。
花は白色で直径6-7mm。
雄花、雌花とも葉腋に単生するが、枝先ではときに雄花が総状につくこともある。
果実は液果。直径1-2cmの球形または卵形で、熟すと灰白色になる。
【G林道下の地面を這っていたのを上から撮りました】
13.8.18 撮影
【H蔓が高く伸びて道端のヤブミョウガに絡んで、雌花がたくさん咲いていました】
13.8.18 撮影
【I雌花には、下に丸い緑色の子房があるので、すぐ分かる】
13.8.18 撮影
【Iを拡大しました − Gに写っている果実と比べて、随分細長いですね】
13.8.18 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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