スズメノチャヒキ Bromus japonicus(イネ科 スズメノチャヒキ属) 花期は 5〜7月。
軟毛のある高さ30-70cmの一年草。
葉身は線形で、幅3-6mm。
円錐花序は長さ10-20cm、少し先が垂れる。
小穂は長楕円形で、長さ10-25mm、幅6-8mm、淡緑色。
護頴は薄い洋紙質であるが、細かい突起があってざらつき、
長楕円形で鈍頭、先端の直下から芒が出て、背面は鈍い。
芒は下方の小花のものは短く、
上方のものは長くて外曲し、長さ12mmになる。
花は5〜7月。
北海道〜九州の荒れ地、畑地に生え、北半球の温帯一般に分布する。
和名はカラスムギの別名のチャヒキに似て小穂が小さくて、
食用にもならないためといわれる。
− 改訂新版「日本の野生植物 2」 −
【@を拡大しました − 円錐花序は長さ10-20cm、少し先が垂れる】
21.6.4 撮影
【A小穂は長楕円形で、長さ10-25mm、幅6-8mm、淡緑色】
21.6.4 撮影
【Aを拡大しました − 護頴は薄い洋紙質、先端の直下から芒が出て、背面は鈍い】
21.6.4 撮影
【Aを拡大しました − 芒は下方の小花のものは短く、上方のものは長くて外曲し、長さ12mmになる】
21.6.4 撮影
【B別の花序を】
21.6.4 撮影
【Bを拡大しました − 護頴は薄い洋紙質であるが、細かい突起があってざらつき】
21.6.4 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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