【路面が凍結していて、チェーンなしでは予定の駐車場所まで車で進めず − 10:30】
10.1.23 撮影
登山口まで林道を500mほど歩きましたが、ちょうどよいウオーミングアップになりました。
【登り始めて30分、かすかに沢の音が聞こえる場所で、アカマツ林が見えました】
10.1.23 撮影
「あと120〜130年くらい経つと、『ナメラマツ美林』になるでしょう」と、藤原先生。
(うーん、私は見られない。)
【アオハダに残っていたクマの爪跡】
10.1.23 撮影
「こんな皮目はないので、古いクマの爪の跡でしょう」と、藤原先生。
【鬼ヶ城】
10.1.23 撮影
登山道の雪は、多いところでは20cmほど。 ここで休憩。
【この辺りにはオオイワカガミの葉がたくさん見られました】
10.1.23 撮影
鬼ヶ城を出発して間もなく現れたのが・・・
【ブナの大木 − これが今日一番の目的でした 】
10.1.23 撮影
「県下一」とも言われているそうです。
【ほら、こんなに!】
10.1.23 撮影
幹の大きさが分かるように、Tさんに立ってもらいました。
「ここは8合目あたり?」 『そうね』。
【縦走路を山頂に向かって − このころ疲れがピークに】
10.1.23 撮影
この辺りの積雪は10cmほどで、粉雪はやみ、見上げると青空も。
【上の画像から4分で山頂でした − 12:40 】
10.1.23 撮影
昼食。つかの間の晴れ間からまた曇り粉雪が。
じっとしていると暑かった体が冷えてきて、指がかじかんできました。
休憩は20分ほどで、13:05下山開始。
【ツルシキミの赤い実がかわいかったです 】
10.1.23 撮影
雪をかぶったヤブコウジの赤い実もたくさん。「一両が!」と・・・。
【ヤマグルマ〈山車/別名トリモチノキ〉(ヤマグルマ科 ヤマグルマ属)】
10.1.23 撮影
【ヤマグルマ − 果実】
10.1.23 撮影
ヤマグルマを目にする時はいつも観察会の時。いつかゆっくりと撮りたい木です。
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雀谷山は、山口市森林セラピー基地に含まれている山ですが、飯ヶ岳ほど知られていないのは山頂からの展望でしょうか。
ブナ帯に入ったころから青々とした大きなモミやツガがたくさん見られ、「ブナ・ツガ・モミ」が同時に見られるのは、西中国山地の十方山くらいでしょう」と、藤原先生。
山口市の里山では見られない植生が面白い山ですが、入る人が少ないため、登山道が分かりにくい場所もあるそうなので、もう一度森の案内人で登る機会を設けて、みんなで歩くと、しっかり道ができるのではないかと思いました。
きょうは雪の中の登山でいつも使わない筋肉を使い、心地よい疲れと充実感たっぷりの雀谷山登山となりました。
計画してくださったTさん、同行してくださった藤原先生に感謝しています。
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