11月26日 スカシタゴボウ


秋吉台国定公園内の田の中で、花は1年中咲いていますが、
日記に2回書いているのが11月ですから、今が“一番きれいな時”?

【@稲刈りが終わって田起こしがまだの田で、大株が群生しています】
12.11.26 撮影

          スカシタゴボウ〈透し田牛蒡〉(アブラナ科 イヌガラシ属) 花期は1〜12月。
         水田や道ばたの湿地に生える高さ35〜50cmの2年草。
         根生葉は羽状に裂け、裂片はさらに粗く切れ込む。
         茎葉は上部のものほど裂け方が浅い。
         花は黄色い十字形花で直径約3〜4mm。
         果実は長さ5〜8mm。

                        【@を拡大しました】
                         12.11.26 撮影
                      【A1年中、この姿が見えます】
                         12.11.26 撮影
                         【Aを拡大しました】
                         12.11.26 撮影
                       【B咲き始めたばかりの株も】
                         12.11.26 撮影                                 
【Bを拡大しました】
12.11.26 撮影

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     ここに来たのは、10月10日に門田先生をご案内してからは初めてです。
     雨のあとの曇り空。
     風は冷たく、目に入る木や草は、晩秋と言うより初冬のたたずまいでしたが、
     自分でくくりつけていた手かせ・足かせをはずすと、「撮らなければ」の花がないため、
     時間との戦いもなくなり、心の底から自由を満喫できました。
     秋吉台をこんな気分で歩いたのは、少なくとも8年ぶりのことです。

     これからは、いつもこうだと思いながら歩いていると、
     まだ入ったことがない林や、これまでに行った所でも別の季節に行ってみようと、
     夢がどんどん広がってきました。

     できる時間は限られているのですから、これからは自分のやりたいことに使います。
     こんな簡単なことに、どうして今まで気づかなかったのでしょうか。
 

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。