11月19日  スジチャダイゴケ



10月半ばにバッタリ出会った知人Sさんが、「コケか何か分からない小さなものが、公園内の空き地で・・・」と。
早速連れてきてもらい小さな物体を撮って、10月末に「キノコの『スジチャダイゴケ』と判明しました」と、Sさん。

【@乾いた地面のあちこちに、直径7mmほどの小さなものが】
13.10.13 撮影

    スジチャダイゴケ Cyathus striatus (メガノガステル科 チャダイゴケ属)
   夏〜秋 有機質の多い地上や朽ち木上に群生する。
   椀径1cm前後、椀の内側上部に縦条溝があり、外部には粗毛を有する。
   椀の中には植物の種状の小塊粒が入っているが、雨粒が当たると外に飛び出し、
   下部に着いた粘着ひもで、他のものに絡み、中の胞子を排出する。
                                          川口泰史さん「きのこ図鑑 」より
                         


【A − @の左側の集団 − まだ若そう】

【B − @の中央の集団】

【C − @の右側の集団 − 椀の中に黒い「種状の小塊粒」が見えます】

【D − Cを横から撮りました】


【E種状の小塊粒は、雨粒が当たると外に飛び出し

「下部に着いた粘着ひもで、他のものに絡み、中の胞子を排出する」

【F直径1mmほどです】
13.10.13 撮影

こんなに小さくて、面白い形と性質を持ったスジチャダイゴケですが、キノコなので「見つけた花」の
仲間に入れるのを控えました。(ベニヤマタケ・タマゴタケは「見つけた花」の仲間に入れています)


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