スイセン Narcissus tazetta var.chinensis〈水仙/別名ニホンズイセン〉
(ヒガンバナ科 スイセン属) 花期は12〜4月。
漢名の水仙を音読みしたもの。
地中海沿岸原産の多年草。古い時代に中国を経て日本に入ってきたといわれる。
本州の関東地方以西、四国、九州の海岸に野生化している。
地中に黒い外皮に包まれた卵球形の鱗茎がある。
葉は晩秋に伸び出し、粉白を帯びた緑色で長さ20-40cm、幅0.8-1.6cm。
葉の中心から高さ20-40cmの花茎を伸ばし、芳香のある花を5〜7個横向きに開く。
花被片はわずかにクリーム色を帯びた白色で、平開する。
のどの部分にある副花冠は黄色で杯形。
雄しべは花筒の上部に3個、下部に3個つき、花糸はごく短い。
果実はできない。
花期:12〜4月 分布:地中海沿岸原産
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 雪の下敷きになっていた様子】
21.1.25 撮影
【A保存している画像で − 逸出品が野生化していると思われます − 川岸で】
16.2.27 撮影
【B葉の中心から高さ20-40cmの花茎を伸ばし、芳香のある花を5〜7個横向きに開く】
16.2.27 撮影
【C花被片はわずかにクリーム色を帯びた白色で、平開する】
16.2.27 撮影
【Cを拡大しました − のどの部分にある副花冠は黄色で杯形】
16.2.27 撮影
「雄しべは花筒の上部に3個、下部に3個つき、花糸はごく短い」
* * * * * おまけ * * * * *
【D久しぶりで野鳥を撮りました − 今日、スイセンを撮った溜め池で】
21.1.25 撮影
【Dを拡大しました − ホシハジロで良いでしょうか?】
21.1.25 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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