スギ Cryptomeria japonica〈杉〉(ヒノキ科 スギ属) 花期は2〜4月。
常緑高木。
日本特産で各地に広く自生し、また有用樹種として最も多く植林されている。
日本では最も大きく、長寿の木といわれ、
屋久島には樹齢3000年を超えるものがある。
大きいものは高さ65m、直径6.5mに達する。
樹冠は楕円状円錐形で、老木になるとまるくなる。
樹皮は赤褐色で縦に長く裂ける。
葉は小形の鎌状針形で、らせん状につく。
雌雄同株。4月頃開花する。
雄花は前年枝の先に多数つき、淡黄色で長さ5-8mmの楕円形。
雌花は前年枝の先に1個つき、緑色で球状。
球果は長さ2-3cmの卵状球形で10月頃成熟する。
用途:庭木、街路樹、盆栽、建築・土木・建具・楽器・彫刻・梱包材、経木
分布:本、四、九
− 山渓カラー名鑑「日本の樹木」 −
【A 黄色く目立つのは雄花です】
21.2.3 撮影
【B枝先に1個ずつ着いているのが雌花で、その下方に球果】
21.2.3 撮影
【Bを拡大しました − 球果は長さ2-3cmの卵状球形で10月頃成熟する】
21.2.3 撮影
【C雄花は前年枝の先に多数つき、淡黄色で長さ5-8mmの楕円形】
21.2.3 撮影
【Cを拡大しました − 雄花は前年枝の先に多数つき、淡黄色で長さ5-8mmの楕円形】
21.2.3 撮影
【Dこの個体の雌花は未開花の様子です】
21.2.3 撮影
【Dを拡大しました −雌花は前年枝の先に1個つき、緑色で球状 】
21.2.3 撮影
* * * * * 過去の画像から雌花を * * * * *
【E雌花は前年枝の先に1個つき、緑色で球状】
16.2.9 撮影
【Eを拡大しました】
16.2.9 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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