2016年 2月9日  スギ



【@山あいの道を走れば非常によく見られます】
16.2.9 撮影

          スギ Cryptomeria japonica〈杉〉(ヒノキ科 スギ属) 花期は2〜4月。
         日本特産で各地に広く自生し、また有用樹種として最も多く植林されている。
         常緑高木。大きいものは高さ50mにもなる。雌雄同株。
         樹皮は赤褐色で厚く、縦に裂けて剥がれ落ちる。
         葉は長さ約1cmの鎌状針形で、らせん状に配列する。
         雄花は前年枝の先に多数つき、淡黄色で長さ5-8mmの楕円形。
         花粉は風媒花の中でも特に小さくて軽く、風に乗って遠くまで運ばれる。
         雌花は前年枝の先に1個つき、緑色で球状。
         球果は長さ2-3cmの卵状球形で10月ごろ成熟する。

【@を拡大しました】
16.2.9 撮影
                                 
【A上向きの枝先に雌花、下に雄花】
16.2.9 撮影

【Aを拡大しました − 雄花は前年枝の先に多数つき、淡黄色で長さ5-8mmの楕円形
16.2.9 撮影

【B雌花は前年枝の先に1個つき、緑色で球状 − まだ蕾状態です】
16.2.9 撮影

【C雄花は淡黄色で長さ5-8mmの楕円形
16.2.9 撮影

【D花粉は風媒花の中でも特に小さくて軽く、風に乗って遠くまで運ばれる
16.2.9 撮影

【E今年の花の下方に果実があります】
16.2.9 撮影

【Eを拡大しました − 球果は長さ2-3cmの卵状球形で10月ごろ成熟する
16.2.9 撮影

【F】
16.2. 9 撮影

【G樹皮は赤褐色で厚く、縦に裂けて剥がれ落ちる
16.2. 9 撮影

* * * * * 今年は開花が遅れているスズシロソウ* * * * *

【H一番早く開花しそうな蕾は】
16.2.9 撮影

【I何度様子を見に来たことでしょうか】
16.2. 9 撮影

* * * * * * *


実は私、スギ花粉症という名前が一般に知られる前からの『元祖スギ花粉症』で、40年以上前からのつきあいです。
原因が分からないので、内科では春先の、季節の変わり目の持病として、対症療法の飲み薬を処方されましたが、1ヵ月以上も飲み続けるのは不安でした。
布団を日光に当てる方が良いだろうと、3月の晴天の日には必ず布団干しをしましたが、
ほかほかの布団の中でくしゃみと鼻水…。
両鼻が詰まると口で息をして、物が呑み込めないため食べられなくて、やせ細り、お腹の周りが寒かったものです。

スギ花粉症と分かり、
家族が外出から帰った時は、家に入る前に上着をしっかり払ってもらい、
薬も抗ヒスタミンではなく、粉が飛び始める1ヵ月前から予防薬を飲むようになり、
ほとんど症状が出なくなりました。
一昨年、内科の先生が「もう、アレルギーが無いのでは?」と、検査されましたが、
結果は、「スギにひどい反応があり、ヒノキも相当」とのこと。
今年も、昨年末にもらっていた予防薬を1月10日頃から飲んでいます。

秋吉台を歩き始めたころには、雄花を指ではじくとスギの開花確認が出来、
歩くだけでも確認できるまでになりましたが、今は、その特技が使えなくなりました。
開花も3月、おひな様の頃だったのが、現在は1ヵ月早まっています。
時代の流れをひしひしと感じます。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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