4月6日  シュンラン・ニワトコ

          シュンラン             05.4.6 撮影
   
 シュンラン〈春蘭/別名ホクロ〉(ラン科) 花期は4月。
 乾燥した落葉樹林内に生える花茎の高さ10〜25pの多年草。葉は束生し、線形でかたく、ふちはざらつく。花は茎頂にふつう1個つき、唇弁は白色で濃紅紫色の斑点があり、他の花被片は淡緑色。人家近くでも見られる。

                                             
 “秋吉台のやまんば”さんと、シュンランを探しました。
 昨年の日記に書いたシュンランは、花が終わったころに行ってみたら無くなっていて、その辺りに見つけている7株は、開花まであと2日くらいでした。
 
                     【最初に見つけた花は】                    
                        05.4.6 撮影

 この林では、咲いていたのが2株、ほかにつぼみが見えたのが4株ありました。
 どうか、来年も見られますように。
           
                     ニワトコ(スイカズラ科)                        
05.4.6 撮影
 
 ニワトコ 花期は3月〜4月。
 山野の林縁に生える高さ6mになる落葉低木。下部からよく枝分かれし、枝は放物線を描くように伸びていく。葉は対生。奇数羽状複葉で、花がつく枝の小葉は2〜3対、花のつかない枝の小葉は3〜6対。葉が開くのと同時に新枝の先に円錐花序を出し、淡黄白色で直径3〜5oの小さな花を多数つける。


 開花確認したのは3月16日。
 崖に生えている大きな木で、遠くの高いところから咲いていくので、何度も行っては近くの撮りやすい花が咲くのを待ちました。  
                    
                    【上の画像を拡大しました】 

この花序は、カメラから2mくらいの場所。
100oマクロで撮り、100%拡大しました。