ショウジョウバカマ Helonias orientalis〈猩々袴〉
(シュロソウ科 ショウジョウバカマ属) 花期は4〜5月。
和名は花を猩々の赤い顔に、葉を袴に見立てたものという。
能の猩々の衣装によるとの説もある。
山地の谷沿いや林野の湿ったところに生える多年草。
根生葉は多数ロゼット状につき、倒披針形で長さ5-20cm。
しばしば葉先に小苗ができる。
花茎は高さ10-30cm、鱗片葉が数個つく。
茎頂に、短縮した総状に数個の花を横向きにつける。
花被片は淡紅色〜濃紅紫色、まれに白色で、長さ1-1.5cm、
基部はややふくらみ、花後も緑色になって残る。
雄しべは6個、花糸は花被片と同長かやや長い。
葯は紅紫色。
花茎は果期に高さ50-60cmに達する。
刮ハは3つに深くくびれる。
種子は線形で両端に糸状の付属体がつく。
花期:4〜5月 分布:北、本、四、九
【@を拡大しました − 花被片は淡紅色〜濃紅紫色、まれに白色 】
19.4.8 撮影
【A】
19.4.8 撮影
【Aを拡大しました − 雄しべは6個、花糸は花被片と同長かやや長い。葯は紅紫色】
19.4.8 撮影
* * * * * おまけ * * * * *
【Bそばでヘビノネゴザが出現していました】
19.4.8 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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