2019年 4月8日  ショウジョウバカマ



【@山焼きがないところの、小さな溝のふちで咲きました】
19.4.8 撮影

           ショウジョウバカマ Helonias orientalis〈猩々袴〉
                        (シュロソウ科 ショウジョウバカマ属) 花期は4〜5月。
         和名は花を猩々の赤い顔に、葉を袴に見立てたものという。
         能の猩々の衣装によるとの説もある。
         山地の谷沿いや林野の湿ったところに生える多年草。
         根生葉は多数ロゼット状につき、倒披針形で長さ5-20cm。
         しばしば葉先に小苗ができる。
         花茎は高さ10-30cm、鱗片葉が数個つく。
         茎頂に、短縮した総状に数個の花を横向きにつける。
         花被片は淡紅色〜濃紅紫色、まれに白色で、長さ1-1.5cm、
         基部はややふくらみ、花後も緑色になって残る。
         雄しべは6個、花糸は花被片と同長かやや長い。
         葯は紅紫色。
         花茎は果期に高さ50-60cmに達する。
         刮ハは3つに深くくびれる。
         種子は線形で両端に糸状の付属体がつく。
         花期:4〜5月 分布:北、本、四、九


【@を拡大しました − 花被片は淡紅色〜濃紅紫色、まれに白色 
19.4.8 撮影
                                 
【A】
19.4.8 撮影

【Aを拡大しました − 雄しべは6個、花糸は花被片と同長かやや長い。葯は紅紫色
19.4.8 撮影

* * * * * おまけ * * * * *

【Bそばでヘビノネゴザが出現していました】
19.4.8 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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