2019年 3月18日  ショウブ



【@開花確認は3月14日、湧水のため池で花序は1本だけでした】
19.3.14 撮影

          ショウブAcorus calamus〈菖蒲〉(ショウブ科 ショウブ属) 花期は3〜6月。
         水辺に群生する。
         根茎はよく枝分かれして長く伸び、径10-15mm、
         根茎が横にはってよく分枝し節から多数の根を出す。
         植物体に芳香がある。
         葉は明緑色、長さ50-100cm、幅10-20mm、鋭尖頭で中肋が突出する。
         花期は5〜7月。
         花茎は葉より短い。
         苞は長さ20-40cm、幅5-8mm。
         花序は卵状長楕円形または長楕円形で太いこん棒状、
         花時には長さ4-7cmで、斜上する。
         花被片は倒狭卵形、淡黄緑色で、長さ2mm。
         雄蕊は花被とほぼ同長で長さ1-2mm、
         花時に葯のみが突き出る。
         葯は黄色で、花糸は白色。
         雄蕊はやや六角形で、花被片より長く、長さ約2mm。
         日本産のものは3倍体で果実を見ない。
         中国では果実が知られており、長楕円形の液果で、
         サイズ2.5-3×1-1.2mm、紅または明褐色と記載されている。
         北海道〜九州に自生。
         古くショウブはアヤメと呼ばれていた。
         またショウブに菖蒲の字を当てるが、これはセキショウの漢名である。   
          − 改訂新版「日本の野生植物1」 −

【A近づけない水の中、もう少し詳細が見たい】
19.3.14 撮影

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【Bヒメシダが出てくるため池で、今日】
19.3.18 撮影

【Bを拡大しました − 花序は太いこん棒状、花時には長さ4-7cmで、斜上する
19.3 18 撮影

【C花被片は倒狭卵形、淡黄緑色で、長さ2mm
19.3.18 撮影

【Cを拡大しました − 花時に葯のみが突き出る。葯は黄色で、花糸は白色
19.3.18 撮影

「雄蕊はやや六角形で、花被片より長く、長さ約2mm」



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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