2017年 8月18日  ショクヨウガヤツリ


8月14日に畑のそばで群生していたカヤツリグサ属を昨年見つけたオニガヤツリと記録しました。
何度繰り返して見ても何か分からないので、今日撮り直したあと、全く別の水田のへりで見つけました。
手持ちの図鑑で図鑑で消去法でたどり着いたのがショクヨウガヤツリでした。
山口県産高等植物目録にはありませんが、
国立環境研究所の「進入生物データ−ベース」に山口県は移入が記録されています。
ショクヨウガヤツリについた花番号は『1492』。

【@−1.畑地のわきの湿り気の多い空き地で群生していました】
17.8.18 撮影

          ショクヨウガヤツリ Cyperus esculentus L.〈食用蚊帳吊/別名キハマスゲ〉
                         (カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は 8月〜。
         路傍や畑地に生える多年草。
         横走する地下茎をのばし、その先に塊茎をつける。
         茎は高さ30-70cm、3稜がある。
         散形花序は4〜7個の枝を伸ばし、葉状の苞がある。
         穂状小花序は多数の小穂をつけ、中軸にはまばらにしも刺毛がある。
         小穂は線形で黄褐色、のちにわら色、長さ1-4cm、幅1.5-2mm。
         鱗片は長さ約2mm、先は鈍く、側面には数脈が見える。
         果実は倒卵形で3稜があり、長さ1-1.5mm、
         花柱は短く、柱頭は3岐。
         ヨーロッパ、アジア、アメリカに広く分布し、本州(関東地方以西)に帰化。

【@−2.】
17.8.18 撮影
                                 
【@−3.】
17.8.18 撮影

【@−3.を拡大しました】
17.8.18 撮影

【@−4.】
17.8.18 撮影

【@−4.を拡大しました】
17.8.18 撮影

【A−1.別の水田のへりで】
17.8.18 撮影

【A−2.】
17.8.18 撮影

【A−3.】
17.8.18 撮影

【A−3.を拡大しました】
17.8.18 撮影


     「地中海沿岸域や西アフリカなどで塊茎を食用にするものは栽培形型で、
      畑地や牧草地の雑草として問題になるのは雑草型と0いわれる。
      日本に帰化しているものも雑草型である。」


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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