シロヨメナ Aster ageratoides〈白嫁菜〉(キク科 シオン属) 花期は9〜11月。
山林のふちなどに生える多年草で、地下茎をひく。
茎は高さ1m内外で細く、ときに屈曲し、分枝する。
葉は長楕円状披針形、鋭尖頭、下から1/3位のところで急にせまくなり、
あとは次第に狭まって、無柄か、または短柄があり、
縁に大きな鋸歯があり、3脈が目立つ。
表面は緑色で、多少短毛があり、裏面は淡緑色、やや薄い。
頭花は白色で小さく、直径1.5-2cm、花柄は細い。
総苞は筒状で長さ約4mm、幅5-6mm、
片はやや薄く、鈍頭、暗緑色で微毛がある。
痩果の冠毛は長さ4mm。
【A − @と同じ林道わきで】
15.10.12 撮影
【B葉は長楕円状披針形、鋭尖頭、下から1/3位のところで急にせまくなり】
15.10.12 撮影
「あとは次第に狭まって、無柄か、または短柄があり」
【C縁に大きな鋸歯があり、3脈が目立つ。表面は緑色で、多少短毛がある】
15.10.12 撮影
【D頭花は白色で小さく、直径1.5-2cm、花柄は細い】
15.10.12 撮影
【E昨年の画像です − 別の林縁で】
14.11.7 撮影
【F総苞は筒状で長さ約4mm、片はやや薄く、鈍頭、暗緑色で微毛がある】
15.10.12 撮影
シロヨメナは毎年のように日記に書いてきましたが、頭花が白色のシオン属は、秋吉台では、
シロヨメナのほかは、シラヤマギクとヒメシオンのため、詳しく調べる必要を感じていなかったのです。
が、最近、今日のシロヨメナと同じ場所で何か判断できないシオン属が見つかり、先ず、シロヨメナを
把握することにしたわけです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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