【②-①を拡大しました- 花冠は直径5-7mm、薄紫色で、茎の先にまばらに数個つく】
「葉は対生し、ほとんど無柄」
【③ハクサンイチゲ〈白山一崋〉(キンポウゲ科)高山帯の中湿の草地斜面に生え…】
「シナノキンバイと混生することも多い」
【④高さ20-50cm。花径約2.5cmで、花弁に見える萼片は5~6枚】
「花茎の先端に輪生する葉に数個の花がつき、これを見る限り一華の名は体をなしていない。
学名のnarcissifloraは『スイセンの花』を意味する語」
【⑤葉は深く3~5裂し、裂片はさらに細く裂ける】
【⑥シナノキンバイ〈信濃金梅/別名シナノキンバイソウ〉(キンポウゲ科)(14:43)】
【⑦- ⑥を拡大しました-高山帯の斜面の草地に群生することが多く、大きな群落が見られる 】
【⑧高さ20-70cm。花径約4cm。花弁のように見える萼片は、ふつう5枚】
【⑨葉は基部まで3(~5)裂し、さらに各裂片も細かく裂ける】
【⑩ハクサンフウロ〈白山風露〉(フウロソウ科)亜高山帯~高山帯の草地に多い】
【⑪高さ20-50cm。花径約3cm。葉は掌状に深く5裂し、裂片はさらに細裂する】
【⑪-2 .この辺りの急斜面を登っているたこさん - 撮影:Wさん(14:32)】
【⑫キバナノコマノツメ〈黄花の駒の爪〉(スミレ科)亜高山帯~高山帯の湿った草地や岩場に生える】
「葉は柔らかな緑色で薄くて光沢がなく、形が馬の蹄に似ていていてる腎円形」
「花は黄色で花弁は長さ7-10mm」
【⑬- ⑫を拡大しました- 唇弁が大きくて先が少しとがり、褐色の筋が入る】
2019年2月13日:記
当初-オオバキスミレ〈大葉黄菫〉(スミレ科)山地帯~亜高山帯の湿った草地や林縁に生える-
としていたら、MAKIKOさんから「キバナノコマノツメと思われます」と、メールを頂き、訂正しました。
唇弁の形がキバナノコマノツメとは違うので外していましたが、オオバキスミレは生育地が違います。
花の形はタカネスミレが近いのですが、タカネスミレは、葉が厚く光沢があるので、違います。
【⑭テガタチドリ〈手形千鳥〉(ラン科)亜高山帯~高山帯の草地に生える】
「高さ20-40cm。名の手形は、根が肥大して手の形になるため」
【⑮- ⑭を拡大しました- 幅約8mmの唇形の花が穂状に密集する】
【⑯ミソガワソウ〈味噌川草〉(シソ科)山地帯~高山帯の湿った草地や渓流沿いに生える】
「高さ0.3-1m」
【⑰- ⑯を拡大しました- 長さ約2.5cmの唇形の花が茎の上部の葉腋~茎頂に数個ずつつく】
【⑱名は、木曽川の支流の味噌川に多いから(牧野)】
【⑲ムカゴトラノオ〈零余子虎の尾〉(タデ科)亜高山帯~高山帯の草地、礫地に生える】
「高さ10-40cm」
【⑳- ⑲を拡大- 花は長さ2-3mmで白またはわずかに紅色を帯びる】
【㉑花は長さ3-7cmの穂の上半部につき、下部に珠芽(むかご)がつくのが特徴】
【㉒ムラサキタカネアオヤギソウ〈紫高嶺青柳草〉(シュロソウ科)シュロソウの高山型】
【㉓- ㉒を拡大しました- タカネシュロソウとは花被片が違うし…】
改訂新版「日本の野生植物1」に、ムラサキタカネアオヤギソウの記述がありました。
【㉔タカネアオヤギソウ〈高嶺青柳草〉(シュロソウ科高さ約30cm)】
「亜高山帯~高山帯の草地に生える。
【㉕- ㉔を拡大しました- 花は黄緑色で直径8-10mm】
【㉕タイツリオウギ〈鯛釣黄耆〉(マメ科)高山の草原と低地の河原に生える、高さ40-70cmの多年草】
「花は黄白色で、長さ約2cm」。花は見られず、豆果が目立っていました。
【㉖-㉕を拡大しました - 小葉は17~21枚】
【㉗-㉕を拡大しました- 豆果は楕円形で、著しくふくらみ、1室】
【㉘両端は鋭くとがり、長さ30-40mm、幅12-15mm、下垂し、まばらに微毛があり、5~7種子を入れる】
最初は「白馬岳-その2」に書いたイワオウギの豆果かと思いましたが、全然違いました。
【㉙この辺りで同じ頃にWさんが撮影(15:56)】
【㉚これまでもポツポツ見られたハクサントリカブトが、この辺りでたくさん出てきました】
【㉛ハクサントリカブト〈白山鳥兜〉(キンポウゲ科)亜高山帯~高山帯の草地に生える】
【㉜-㉛を拡大しました- 高さ0.5-1m。】
【㉝花はたての長さ約3cm】
【㉞花弁に見える萼片が5枚(頂萼片、側萼片2、下萼片2)あり、花弁はその中にある】
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2019年2月3日:記
あれもこれも捨てがたく、載せる画像が多くなってしまい、
白馬山荘にたどり着くまでに見た花の続きは、「白馬岳 - その4」に書くことになりました。
半年前を思い出しながら、自分自身の記録としてまとめていますので…。
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