シロツメクサ Trifolium repens.〈白詰草/別名クローバー〉
(マメ科 シャジクソウ属) 花期は4〜12月。
江戸時代にオランダからガラス器を送ってきた時、
壊れないように乾燥したシロツメクサを詰めたことから詰草の名が生まれた。
ヨーロッパ原産の多年草で牧草として世界中に広がった。
茎は地をはって長く伸びる。
葉は3小葉、ときに4小葉からなり、葉柄は5-15cmと長い。
小葉は長さ1〜1.5cmの広倒卵形で、表面に斑紋があるものが多い。
花は白色で長さ約1cm、多数集まって球状の花序をつくる。
花には短い柄があり、受粉すると外から順に垂れる。
【A − @の元画像は】
12.5.4 撮影
【Aを拡大しました】
12.5.4 撮影
【B昨年の画像から】
13.5.12 撮影
【Bを拡大しました − 花には短い柄があり、受粉すると外から順に垂れる】
13.5.12 撮影
シロツメクサは、どこにでも普通に見られる花のため初版に載せていなかったところ、
秋吉台をよく散策される知人が、「シロツメクサが載っていませんね」と、言われました。
改定版発行を考えていた時だったので、しっかり頭に入り、このたび忘れずに載せました。
実は、ほかにもたくさん、スペースの関係で載せられなかった花があるのです。
アサツキ・オニルリソウ・カナクギノキ・コガクウツギ・サクラタデ・シロネ・ハキダメギク・ヒメオトギリ…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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