2016年 11月6日  シロダモ



【@今年の開花確認は、昨年より半月遅れの10月26日で、長者ヶ森のこの雄株でした】
16.10.27 撮影

         シロダモ Neolitsea sericea〈別名シロタブ〉(クスノキ科 シロダモ属) 
                                      花期は10〜11月。
        山野に生える高さ10-15mになる常緑高木。雌雄異株。
        葉は互生し枝の先に集まってつく。
        葉身は長さ8-18cmの長楕円形または卵状長楕円形で、全縁。
        3本の脈が目立ち、裏面は白っぽい。
        枝先の葉腋に黄褐色の小さな花が群がってつく。
        花被片は4個。
        雄花の雄しべは6個。
        雌花には雌しべ1個と仮雄しべ6個がある。
        果実は液果。
        長さ1.2-1.5cmの楕円形で、翌年の10〜11月に赤く熟す。

【A雄花は一気に咲き進んだ感じです】
16.10.27 撮影
                                 
【B雄花序】
16.10.27 撮影

【Bを拡大しました − 花被片は4個。雄花の雄しべは6個
16.10.27 撮影

【C雌花 − 長者ヶ森でこの日には、赤い実がついた株の花はまだ蕾でした】
16.10.27 撮影

【D今、赤い実がついた株が花盛りです】
16.11.6 撮影

【F11月10日:追記】
16.11.10 撮影

【Fを拡大しました − 果実は液果。長さ1.2-1.5cmの楕円形で、翌年の10〜11月に赤く熟す
16.11.10 撮影

【E − Dに近づいて雌花序を − 花被片は4個あり、平開する。白い柱頭が目立つ
16.11.6 撮影

【Eを拡大しました − 雌花には雌しべ1個と仮雄しべ6個がある
16.11.6 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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