シロダモ Neolitsea sericea〈別名シロタブ〉(クスノキ科 シロダモ属)
花期は10〜11月。
山野に生える高さ10-15mになる常緑高木。雌雄異株。
葉は互生し枝の先に集まってつく。
葉身は長さ8-18cmの長楕円形または卵状長楕円形で、全縁。
3本の脈が目立ち、裏面は白っぽい。
枝先の葉腋に黄褐色の小さな花が群がってつく。
花被片は4個。
雄花の雄しべは6個。
雌花には雌しべ1個と仮雄しべ6個がある。
果実は液果。
長さ1.2-1.5cmの楕円形で、翌年の10〜11月に赤く熟す。
【A雄花は一気に咲き進んだ感じです】
16.10.27 撮影
【B雄花序】
16.10.27 撮影
【Bを拡大しました − 花被片は4個。雄花の雄しべは6個】
16.10.27 撮影
【C雌花 − 長者ヶ森でこの日には、赤い実がついた株の花はまだ蕾でした】
16.10.27 撮影
【D今、赤い実がついた株が花盛りです】
16.11.6 撮影
【F11月10日:追記】
16.11.10 撮影
【Fを拡大しました − 果実は液果。長さ1.2-1.5cmの楕円形で、翌年の10〜11月に赤く熟す】
16.11.10 撮影
【E − Dに近づいて雌花序を − 花被片は4個あり、平開する。白い柱頭が目立つ】
16.11.6 撮影
【Eを拡大しました − 雌花には雌しべ1個と仮雄しべ6個がある】
16.11.6 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|