シロバナタンポポ Taraxacum platycarpum〈白花蒲公英〉
(キク科 タンポポ属) 花期は10月〜5月。
西日本の人家近くに生える多年草。
タンポポ属で花が白いのはこの種だけ。
葉は淡緑色で、倒披針状線形、長さ15-20cm、羽状に中〜深裂し、脈は白い。
花茎は開花時に葉と同長かそれより長い。
先端に白色の頭花を1個つける。
頭花は直径約4cm。
総苞は淡緑色、外片は内片の半長かそれよりも長く、上部は開出するか直立する。
花冠は白く、縁の小花は長さ24-25mm、裏面は灰色の広い帯がある。
【A − @の頭花 − 咲き始めの状態ですね】
14.11.2 撮影
【B − 同じ頭花を角度を変えて − 縁の小花から咲き始めます】
14.11.2 撮影
【C − 上の頭花よりも小花が開いている頭花です】
14.11. 撮影
【Dすべての小花が開いた頭花ですね】
14.11. 撮影
【Dを拡大しました − 縁の小花には花柱の先が巻いた状態が見られます】
14.11. 撮影
タンポポ属も花柱の先がタカサゴソウ属と同じ動きをするのでしょうか?
これまで、タンポポの小花の開き方などに全く関心がなかったのですが、
春になってカンサイタンポポの花柱の先を見るのが楽しみになりました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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