ヤマジノギク A.hispidus var.hisupidus〈山路野菊/別名アレノノギク〉
(キク科 シオン属) 花期は9〜12月。 日当たりのよいやや乾いた山地の草地に生える2年草。 茎はよく枝分かれし、かたくて粗い毛が生え、高さ0.3-1mになる。 根出葉は開花時には枯れるが、長さ7-13cmの倒針形で、 基部は次第に細くなり、有翼の葉柄となる。 茎葉は倒披針形で長さ5-7cm、両面に粗い毛があり、基部は次第に細くなる。 上部の葉は線形。
頭花は直径3-5cm、舌状花は淡青紫色で1列に並ぶ。
総苞 は長さ7-8mm、総苞片は2列同長に並び、先は鋭くとがる。
【A今に元気な大きい株が撮れると待っていたのに】
14.10.15 撮影
【B − Aの左の枝を】
14.10.15 撮影
【C頭花は直径3-5cm、舌状花は淡青紫色で1列に並ぶ】
14.10.15 撮影
【Cを拡大しました】
14.10.15 撮影
秋の草原に咲く草花のほとんどが、今年夏の日照が少なく雨量が多かった天候に災いされず、
草丈が長く伸び、葉がとてもきれいな状態でたくさん咲いてきましたが、
ヤマジノギクに関しては、株数が少ないし、大きい株は探さないと見つからないほどです。
これは、私が観察を始めてから初めてのことですが、夏の天候の影響だけなのでしょうか。
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今日11月4日(火)10時から、
雨で中止にした11月1日(土)のエコツアーと同じコースを歩く散策会を行いました。
快晴の澄んだ青空の下で15名、足の踏み場がないほど咲いているウメバチソウや、リンドウ・センブリ・ムラサキセンブリなどの晩秋の草原の花や林の木の実を楽しみました。
私も『きょうは、会費を頂かないのだから撮影してもいいよね』と、エコツアーでは携行しないカメラを背負っていたのですが、参加者の皆さんとの話に夢中になって、ザックからカメラを取り出すことは一度もありませんでした。
で、画像が無くて…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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