シラユキゲシ Eomecon chionantha (ケシ科 シラユキゲシ属) 花期は 4〜5月。
中国東南部の高原地帯原産の多年生草本。
地中を横に走る橙色の根茎を持ち、排水のよい半日陰を好む。
全草無毛。高さ20-40cmになる。
葉は長い柄があり、心臓形から腎臓形で灰緑色、
長さ5-25cm、幅5-20cmで、縁には浅い鋸歯がある。
葉など植物体を傷つけると、赤橙色の液を出す。
春に、灰緑色でときに紫色を帯びる花茎を伸ばして、
直径3-4cmの白花の4弁花を着ける。
わが国では山野草として流通しており、
青森県、愛知県などに逸出した記録がある。
− 「日本帰化植物図鑑 第2卷」 −
【A 葉は長い柄があり、心臓形から腎臓形で灰緑色】
21.4.28 撮影
【B縁には浅い鋸歯がある】
21.4.28 撮影
【C春に、灰緑色でときに紫色を帯びる花茎を伸ばして、直径3-4cmの白花の4弁花を着ける】
21.4.28 撮影
【D直径3-4cmの白花の4弁花】
21.4.28 撮影
シラユキゲシは、昨年5月5日に、ここから100mくらい離れた林道わきで見つけていましたが、
日記に書かないまま、 1年が経ってしまいました。
シラユキゲシに付いている花番号は、『1569』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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