8月30日  シラヤマギク・ヒメシオン(キク科)

   シラヤマギク  05.8.30 撮影
   
 シラヤマギク〈白山菊〉(キク科) 花期は7〜11月。
 山地のやや乾いた草地や道ばたなどに普通に生える高さ1〜1.5mの多年草。茎や葉には短い毛があり、さわるとザラザラする。茎の下部につく葉はハート形で、狭い翼のある長い柄がある。茎の上部のものほど葉は小さく、柄も短くなる。頭花は直径2pほど。


 シラヤマギクを開花確認したのは7月28日でした。
 今はオミナエシやサイヨウシャジンと一緒に咲いて、11月初めの晩秋の花が見ごろになるころまで、咲き続けます。
 

 
                   【シラヤマギクの花序を】                    
                        05.8.30 撮影
                                 
                      【シラヤマギクの花】                  
05.8.30 撮影

ヒメシオン
05.8.30 撮影
 
 ヒメシオン〈姫紫苑〉(キク科) 花期は8〜10月。
 湿り気のある草地や田のあぜなどに生える高さ0.3〜1mの多年草。上部は枝分かれし、細かい毛が密生する。葉は線状披針形または披針形で、ふちには短毛がある。頭花は直径7〜9oと小さく、舌状花は白色。


 ヒメシオンの開花を確認したのは8月5日。
 
草原のドリーネ近くや林縁、遊歩道沿いなど、少し湿り気があるところで、今年もかわいい花をたくさん咲かせています。

【上の画像を拡大しました】
05.8.30 撮影