2018年 4月1日  シバスゲ



【@山焼きの名残の黒っぽい草原で、小さいながらも目立ちます】
18.4.1 撮影

          シバスゲ Carex nervata〈芝菅〉(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は3〜5月。
        芝地や日当たりのよい草地に生える高さ10-30cmの多年草。
        長い地下匐枝をのばし、茎はまばらに生える。
        葉は幅2-3mmの線形で、茎より短い。
        茎の上部に小穂が2〜4個直立する。
        最下の苞は刺状で、基部は短い鞘になる。
        頂小穂は雄性で長さ1-1.5cmの線形。雄花の鱗片は淡黄褐色。
        側小穂は雌性で長さ0.7-1.2cmの長楕円形。
        雌花の鱗片は長さ約2.5mmで、先端に芒がある。
        果胞は鱗片とほぼ同じ長さで、短い軟毛がある。
        柱頭は3個。

【@を拡大しました − 葉は幅2-3mmの線形で、茎より短い
18.4.1 撮影
                                 
【@を拡大しました − 雄花の鱗片は淡黄褐色
18.4.1 撮影

「柱頭は3個」

        山焼き後の草原に出る小さなスゲで、私は花の時期だけ見て、
        花後の姿を撮ったことがないことに今、気づきました。
        そうでした。シバスゲもスゲでした。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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