シラゲガヤ Holcus lanatus 〈白毛茅〉(イネ科 シラゲガヤ属) 花期は 5〜6月。
全体に白い軟毛が密生することによる。
ヨーロッパ原産の高さ0.2-1mの多年草。
明治中期に渡来し、牧草として栽培されているほか、中部地方以北に野生化し、
湿った所に多い。
葉は長さ10-30cmの線形で、先はとがり、両面とも白い軟毛が密生する。
花序は長さ8-16cmの円錐状。
小穂は長さ約5mmの扁平な長楕円形で白緑色、ときに赤紫色を帯び、
2個の小花がつく。
上の小花は雄性で、外花穎に太くて短い芒がある。
下の小花は両性で、芒はない。
【A 花序は長さ8-16cmの円錐状】
14.6.20 撮影
【B全体に白い軟毛が密生する】
14.6.20 撮影
【Bを拡大しました】
14.6.20 撮影
【Aを拡大しました −小穂は長さ約5mmの扁平な長楕円形で白緑色 】
14.6.20 撮影
【B2個の小花がつく】
14.6.20 撮影
【Bを拡大しました − 上の小花は雄性で、外花穎に太くて短い芒がある】
14.6.20 撮影
【C下の小花は両性で、芒はない】
14.6.19 撮影
イネ科は苦手な私ですが、
一目見て「真っ白で、きれい。シラゲガヤ!」でしたが、合っているでしょう?
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|