シオガマギク Pedicularis resupinata 〈塩竃菊〉(ハマウツボ科 シオガマギク属) 花期は9〜10月。 塩竃は、海水を煮詰めて塩を作るかまどのこと。
塩竃を「浜で美しい」ということから「葉まで美しい」にかけた名前という。
山地の草地に生える多年草。
茎はほとんど枝分かれせず、高さ30-60cmになる。
葉は茎の下部では対生、上部では互生し、長さ4-9cmの狭卵形で、
ふちには形の揃った重鋸歯がある。
花は茎の上部に横向きにつく。
花冠は紅紫色で長さ2cmほど、2唇に分かれ、
上唇はくちばし状にとがり、下唇は横に広がって浅く3つに切れ込む。
【A花は茎の上部に横向きにつく(FUJIFILM X20)】
14.10.1 撮影
【B上から見るとトモエシオガマかと思いますが…(FUJIFILM X20)】
14.10.1 撮影
【C葉は茎の下部では対生、上部では互生し、狭卵形で、ふちには形の揃った重鋸歯がある】
(FUJIFILM X20) 14.10.1 撮影
茎の上部に段になって花がつくことと葉の形から、シオガマギクですね。
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樹木医の藤原俊廣先生にお願いして、今日午前中、秋吉台で樹木の勉強会をしていただき、
私がシマモクセイとしていた樹木は、ウスギモクセイと教えていただき、日記を書き直しました。
皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
ここ数日は、どん底まで落ち込んで、秋吉台に関わるすべてをやめてしまいたくなりましたが、
それもできないまま、
今は「私の実力はこの程度」と、開き直った状態です。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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