2021年 1月17日  シナダレスズメガヤ



10年以上前から、カルストロードわきで群生し、車が通るたびに大きく揺れているのを見ていますが、
日記には書いていなかった、帰化植物です。

山口市徳地の森林セラピー 森の案内人をやっていた当時、造成地の吹きつけをやる業者を案内した際、
シナダレスズメガヤの散布はやめてほしいと要請、了承されたのですが、その後は何の種子を撒いているのでしょうか。



【@車が入る所では1年中見られるようになったイネ科です − 第2駐車場わきで、高さ1mほど】
21.1.4 撮影

          シナダレスズメガヤ Eragrostis curvula 〈撓垂雀茅/別名セイタカカゼクサ〉
                             (イネ科 スズメガヤ属) 花期は 1〜12月。
         細い葉がまるで髪の毛のように垂れて広がることによる。
         南アフリカ原産の高さ0.6-1.2mの多年草。
         戦後、高速道路なあどの砂防用に広く植えられ、また野生化している。
         葉は幅1.5-2mmで、乾くと内側に巻く。
         花序は長さ20-35cmの円錐状で、先はやや垂れ、
         紫色を帯びた小穂を多数つける。
         小穂は長さ0.6-1cmで、7〜11個の小花がある。
         花期:7〜10月 分布:南アフリカ原産
          − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

【@を拡大しました − 冬真っ最中の今も葉は枯れずに緑色】
21.1.4 撮影
                                 
【@を拡大しました − 花の時期でも果期でも黒っぽくて暗い感じ】
21.1.4 撮影

【@を拡大しました】
21.1.4 撮影

【A花盛りの頃 に撮っていました− @と同じ駐車場わきで】
15.9.14 撮影

【Aを拡大しました − 葉は幅1.5-2mmで、乾くと内側に巻く
15.9.14 撮影

【Aを拡大しました −花序は長さ20-35cmの円錐状で、先はやや垂れ
15.9.14 撮影

【B花序は長さ20-35cmの円錐状で、紫色を帯びた小穂を多数つける
15.9.14 撮影

Bを拡大しました − 小穂は長さ0.6-1cmで、7〜11個n小花がある
15.9.14 撮影

小穂は長さ0.6-1cmで、7〜11個の小花がある。
 ・小花の外花頴は長さ約2.5mmの卵形。
 ・花序の枝が軸につく部分はふくらみ、軸には白くて長い毛が密生している。」

 以上の詳細を今年撮ることを宿題にしましょう。


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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