シナアブラギリ Aleurites fordii〈支那油桐/別名オオアブラギリ〉
(トウダイグサ科 アブラギリ属) 花期は 5〜6月。
アブラギリの近似種で、高さ10-12mになる落葉高木。雌雄同株。
中国原産。各地で栽培されるがアブラギリほど多くない。
葉は互生。葉身は長さ長さ20cmほどの卵形〜広卵形。
先はとがり基部はハート形。ふちは全縁。上部が浅く3裂するものもある。
裏面全体に黄褐色の細毛がある。
葉身の基部表側に柄のない腺が2個ある。
枝先に円錐花序を出し、白い花をつける。
雄花序には雄花が多数つき、まれに雌花が混じることがある。
雌花は単生または少数。花弁は5〜10個、基部には褐紫色の筋がある。
花柱は3〜5個あり、先は2裂する。
果実は堅果。直径3-4.5cmの球形で溝はなく、先端が急にとがる。
【A昨年、葉の基部の腺に柄がないのでシナアブラギリと確認し、花がつくことを期待しました】
16.5.12 撮影
【Aを拡大しました − 雌花?】
16.5.12 撮影
【Aを拡大しました − 葉身の基部表側に柄のない腺が2個ある】
16.5.12 撮影
【B − Aの反対側の枝を】
16.5.12 撮影
【Bを拡大しました】
16.5.12 撮影
【Bを拡大しました − 葉身の基部表側に柄のない腺が2個ある】
16.5.12 撮影
いつも付けている100mmマクロレンズで崖の上から撮りましたが、花が撮れません。
下りたらもっと見えないし、傘の柄も威力を発揮できそうにないし。でも、試してみようかと…。
シナアブラギリについた花番号は、『1435』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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