シマサルナシ〈島猿梨/別名ナシカズラ〉(マタタビ科) 花期は5〜6月。
沿海地の山林に生える落葉つる性木本。雌雄同株。つるは赤褐色。葉は互生し、楕円形または卵形で、厚い紙質でややかたく、表面は光沢がある。葉腋から集散花序を出し、白い花を下向きにつける。花は直径1〜1.5p。
シマサルナシのつるを教えてもらったのが1ヶ月前、2〜3日に1度様子を見に来て、待ちに待った開花を見ることができました。 シマサルナシについた花番号は898。
秋に熟す果実は、小型のキーウイという感じでおいしいのですが、私はアレルギーなので残念ですが試食できません。
05.6.12 撮影
この花、一昨日はどれもつぼみだったのに、一斉に開き始めるようです。
【上の画像を拡大しました】
「雄花の雄しべは多数。両性花の子房には褐色の毛が密生する。
花柱は線形で多数あり、放射状に開出する。」
雌雄同株、同じ株に雄花と両性花が咲くのですね。
とすると、これは両性花でしょうか?
ヤマジノギク(キク科)
05.6.12 撮影
ヤマジノギク〈山路野菊/別名アレノノギク〉 花期は6月・9〜12月。 日当たりのよい乾いた草地に生える高さ30〜100pの2年草。根元からよく枝分かれして、茎や葉には粗い毛が多い。茎葉は倒披針形で、基部は次第に細くなる。上部の葉は線形。頭花は直径3〜5p。舌状花は淡青紫色で1列に並ぶ。
草原の秋を彩るヤマジノギクが、毎年6月初めに数カ所で咲いているのを見てきました。
今年まだ見つけていなかったのが、一緒に歩いていた友人が「咲いていたよ」と。
記録は取っていたものの、「花期は9〜12月」としていましたが、初夏を書き加えました。
同じ株が、初夏と秋に花を咲かせるのか、今年こそ、観察しないといけませんね。
6月12日(日) 前日の雨で、朝は草が濡れていました。
草原を歩くとズボンや靴がびしょぬれになりそうなので、友人と笠山〜角島で海辺の花を楽しんで、午後、秋吉台に帰ってきました。
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