シマキツネノボタン Ranunculus sieboldii 〈島狐の牡丹〉(キンポウゲ科 キンポウゲ属)
花期は4〜6月。
溝のふちや湿った林縁に生える多年草。
茎は地上をはって立ち上がり高さ25-60cm、葉柄と共に全体に開出する粗い毛が目立つ。
葉は1回3出複葉で、葉身は幅4-9cm、小葉は更に3中〜深裂し、両面に伏毛を散生する。
花は上部の茎葉に対生してつき、花序をつくらない。
花柄は長さ1-6cm、開出する粗い毛があり、苞はない。
花は直径約1cm。花弁は楕円形で長さ約4mm、萼片より少し長い。
集合果はほぼ球形で、直径約1cm。
分布:本州(中国地方)〜琉球。
【@を拡大しました − 花は上部の茎葉に対生してつき、花序をつくらない】
14.4.14 撮影
【A今日見つけた2株目 − シマキツネノボタンだと思いますが、いかがでしょう?】
14.4.14 撮影
【B − Aの花と花柄を】
14.4.14 撮影
【C − Bのトリミングを替えて、葉を】
14.4.14 撮影
今年、なぜか、従来見てきた場所(湿った林縁)の開花が遅れ、一昨日(4月12日)にはまだ蕾が出ていませんでした。
今日の場所は、耕されていない、キツネアザミが群生している田の中です。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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