4月15日 シマキツネノボタン 


昨年より少し数が減りましたが、シマキツネノボタンが咲きました】
   10.4.13 撮影
シマキツネノボタンは、「山口県産高等植物目録」に『ごく稀』とあり、
「レッドデータブックやまぐち」のカテゴリー 『絶滅危惧TA類』 です。

   
 シマキツネノボタン〈島狐の牡丹〉(キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は4〜6月。
溝のふちや湿った林縁に生える多年草。
茎は地上をはって立ち上がり高さ25〜60cm、葉柄と共に全体に開出する粗い毛が目立つ。
葉は1回3出複葉で、葉身は幅4〜9cm、小葉は更に3中〜深裂し、両面に伏毛を散生する。
花は上部の茎葉に対生してつき、花序をつくらない。
花柄は長さ1〜6cm、開出する粗い毛があり、苞はない。
花は直径約1cm。花弁は楕円形で長さ約4mm、萼片より少し長い。
集合果はほぼ球形で、直径約1cm。
分布:本州(中国地方)〜琉球。

   
         【花は上部の茎葉に対生してつき、花序をつくらない】        
 10.4.13 撮影

全体に開出する粗い毛が目立つ  
10.4.13 撮影

葉は1回3出複葉で、小葉は更に3中〜深裂
10.4.13 撮影