2022年 3月30日  シハイスミレ



【@長登で咲き始めていました】
22.3.30 撮影

          シハイスミレ Viola violacea var.violacea〈紫背菫〉(スミレ科 スミレ属) 
                                           花期は3〜5月。
        山地の夏緑樹林の明るい林内や林縁に生える、高さ3-8cmの多年草。
        無茎種。地下茎は短い。
        葉は斜上あるいはときに直立し、葉身の上面は濃緑色〜緑紫色、
        多少とも脈に沿って白斑があり、下面はふつう紫色を帯び、
        長卵状三角形、先端は鋭頭(鋭尖頭にはならない)、基部は心形、長さ2-5cm、
        低いがやや鋭い鋸歯があり、両面とも無毛あるいはまれに短毛があり、
        葉柄は長さ2-8cm。
        花期は3〜5月。
        花は赤紫色、径約1.5cm、花柄は長さ6-12cm。
        萼片は広披針形、有毛、付属体は三角形。
        花弁は長さ8-12mm、側弁の基部はほとんど無毛。
        花柱は虫頭形(カマキリの頭形)、上部が左右に明瞭に張り出し、
        柱頭は下向きに短く突き出る。       
        距は細く、長さ5-6mm、
ふつう上向きにゆるやかに曲がる。
        本州(東北地方南部以西)〜九州、朝鮮半島南部に分布する。
        和名は〈紫背スミレ〉で葉下面の色に基づく。
        しかし、葉の下面が紫色を帯びるのは本種だけではなく、
        ヒナスミレやフモトスミレでも葉下面が紫色となる。
          − 改訂新版「日本の野生植物 3」 −

【@を拡大しました − 葉は斜上あるいはときに直立し、葉身の上面は濃緑色〜緑紫色
22.3 30 撮影
                                 
【A下面はふつう紫色を帯び、長卵状三角形、先端は鋭頭(鋭尖頭にはならない)
22.3.30 撮影

【Aを拡大しました −花は赤紫色、 距は細く、長さ5-6mm、ふつう上向きにゆるやかに曲がる
22.3. 30 撮影


  今年はスミレの観察に重点を置き、あいまいなスミレを0にしたいと思っています。


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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