2022年 4月1日  クロキ



【@今年の開花確認は長者ヶ森駐車場そばの個体によりました】
22.4.1 撮影

          クロキ Symplocos lucida〈黒木〉(ハイノキ科 ハイノキ属) 花期は3〜4月。
        暖地の沿岸地の林内に生え、大きいものは高さ10mになる。常緑高木。
        樹皮は黒褐色でなめらか。小さい皮目がある。
        葉は互生し、長さ4-7cmの楕円形または長楕円形。
        ふちには波状の鋸歯がまばらにある。
        厚い皮質で光沢がある。
        3〜4月、葉腋に白い花が集まってつく。
        花冠は直径7-8mmで5深裂する。
        雄しべは多数。
        雌しべは1個で、花盤に長い毛がある。
        果実は長さ1-1.5cmの長楕円形で10〜11月に黒く熟す。

        分布:本(神津島、愛知県以西)、四、九、沖、朝鮮(済州島)、台湾
          − 山渓カラー名鑑「日本の樹木」 −

【@を拡大しました −葉は互生し、楕円形または長楕円形。ふちには波状の鋸歯がまばらにある
22.4 1 撮影
                                 
【@を拡大しました − 3〜4月、葉腋に白い花が集まってつく
22.4.1 撮影

【A昨年は別の林縁で、3月15日に開花確認しました】
21.3. 15 撮影

【Aを拡大しました − 花冠は直径7-8mmで5深裂する。雄しべは多数。雌しべは1個
21.3. 15 撮影

  クロキは、秋吉台のあちこちで見られますが、まとまって生えてはいません。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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