クロキ Symplocos lucida〈黒木〉(ハイノキ科 ハイノキ属) 花期は3〜4月。 暖地の沿岸地の林内に生え、大きいものは高さ10mになる。常緑高木。
樹皮は黒褐色でなめらか。小さい皮目がある。
葉は互生し、長さ4-7cmの楕円形または長楕円形。
ふちには波状の鋸歯がまばらにある。 厚い皮質で光沢がある。
3〜4月、葉腋に白い花が集まってつく。
花冠は直径7-8mmで5深裂する。
雄しべは多数。
雌しべは1個で、花盤に長い毛がある。 果実は長さ1-1.5cmの長楕円形で10〜11月に黒く熟す。
分布:本(神津島、愛知県以西)、四、九、沖、朝鮮(済州島)、台湾
− 山渓カラー名鑑「日本の樹木」 −
【@を拡大しました −葉は互生し、楕円形または長楕円形。ふちには波状の鋸歯がまばらにある 】
22.4 1 撮影
【@を拡大しました − 3〜4月、葉腋に白い花が集まってつく】
22.4.1 撮影
【A昨年は別の林縁で、3月15日に開花確認しました】
21.3. 15 撮影
【Aを拡大しました − 花冠は直径7-8mmで5深裂する。雄しべは多数。雌しべは1個】
21.3. 15 撮影
クロキは、秋吉台のあちこちで見られますが、まとまって生えてはいません。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|