アケビ Akebia quinata〈木通・通草〉(アケビ科 アケビ属) 花期は4〜5月。
山野に普通に生える落葉つる性木本。雌雄同株。
葉は掌状複葉で、小葉は長楕円形で5個、両面無毛、全縁。
花は短枝の先に総状花序をつくり、淡紫色。
花には花弁はなく、3個の萼片がある。
雄花は花序の先に数個つき、直径約1cmで、雄しべは6個。
雌花は花序の基部に1〜3個つき、雄花より大きく柄も長く、
雌しべ3〜9個と退化した小さい雄しべ6個があり、
普通1〜3個の果実が成熟する。
果実は長さ約6cmの楕円形で紫色を帯び、熟すと縦に裂開する。
【@を拡大しました − 雌花を確認しました】
16.4.19 撮影
【A − 4月15日、開花確認時の画像】
16.4. 撮影
【Aを拡大しました】
16.4.15 撮影
【B上方の葉を撮りました】
16.4.15 撮影
【C目の高さの葉と雄花】
16.4.19 撮影
【D近くの超大型の古い個体、これも七葉でした − 高さ10mほどまで登っています】
16.4.19 撮影
【Dを拡大しました − Dの一番高いところ】
16.4.19 撮影
4月22日に林将之さんを案内、見てもらったところ、「アケビとムベの交雑種と考えられる」と。
私が図鑑に無い個体を見つけた場合、仮称をつけて日記に書いていることについては、
「それが情報となり、助かるのです」と、言われました。
シチヨウアケビ(仮称)に少数ですが雌花を確認しました。
秋には、まだ見たことがない果実があるか、探そうと思います。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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