11月21日 シャシャンボ 


【秋吉台国定公園で、2株目のシャシャンボの成木を見つけました】
   09.11.21 撮影
カナメモチの花を見てきた林です。
   
 シャシャンボ〈小小ん坊/別名サシブノキ・ワクラハ〉(ツツジ科 スノキ属) 花期は7月。
暖地の林の中に生える高さ2〜3m、まれに10mになる常緑低木〜小高木。
葉は互生。葉身は卵形または楕円状卵形で長さ2.5〜6cm。
厚い皮質で、上部に浅い鋸歯がある。
葉腋から長さ2〜5cmの総状花序を出し、白色の花を多数下向きに開く。
花冠は長さ約7mmの壺状長鐘形で、先は浅く5裂する。
液果は直径約5mmの球形で、頂部に萼片が宿存する。
9〜10月に黒紫色に熟し、甘酸っぱくて食べられる。
   
              【葉は互生。葉身は卵形または楕円状卵形】        
 09.11.21 撮影
厚い皮質で、上部に浅い鋸歯がある

液果は直径約5mmの球形で、頂部に萼片が宿存する  
09.11.21 撮影
曇り空の夕方、逆光で撮り帰り、パソコンでこの果実を見てシャシャンボと分かった次第です。
もうこれで、どこでシャシャンボを見ても大丈夫でしょう。

樹皮は灰色。縦に細くはがれ落ち、あとが褐色または赤褐色になる
09.11.21 撮影

* * * * * * こんな時もありました * * * * * *

  
この株でずっと開花確認してきました  
09.7.13 撮影
「葉腋から長さ2〜5cmの総状花序を出し、白色の花を多数下向きに開く」

今年の開花確認は7月10日でした。

上の画像を拡大しました
09.7.13 撮影
花冠は長さ約7mmの壺状長鐘形で、先は浅く5裂する



※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。