セリバオウレン Coptis japonica ver.major〈芹葉黄蓮〉 (キンポウゲ科 オウレン属) 花期は 2〜3月。 山地の林内に生える常緑の多年草。
葉は2回3出複葉で、小葉がセリの葉のように切れ込む。 やや光沢があり、鋭い鋸歯がある。
茎の上部に直径約1cmの白色の花を2〜3個横向きにつける。 萼片は5〜7個、花弁は8〜10個。 雌雄異株。 雄花には雄しべが多く、雌花には雌しべが多い。 袋果は長さ1-1.5cmで矢車状に並ぶ。 本州と四国に分布する。
− 増補改訂新版「山に咲く花」−
【A今年最初に 見た花は雄花で、小さくても形が整っていました】
21.2.5 撮影
【Bまだ咲き始めたばかりで、どれも小さくてかわいかったです − 中で一番大きな個体を 】
21.2.5 撮影
【C葉は2回3出複葉で、小葉がセリの葉のように切れ込む】
21.2.5 撮影
【D茎の上部に直径約1cmの白色の花を2〜3個横向きにつける】
21.2.5 撮影
【Dを拡大しました − この個体も雄株です】
21.2.5 撮影
咲きながら次第に草丈が伸びていきます。
また、必ず何回か見に来ます。
秋吉台ではここの杉林でしか見ていないセリバオウレンですが、
開花で、秋吉台に春が来たと、気持ちが弾みます。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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