セリ Oenanthe javanica〈芹〉(セリ科 セリ属) 花期は6〜8月。 群生する状態が競り合って生えているように見られるからといわれる。 水田や溝、小川、湿地などに生える高さ20-50cmの多年草。 地下茎を伸ばし、秋に節から新芽を出して増える。
葉は1〜2回3出複葉でやわらかい。
小葉は卵形でふちには粗い鋸歯がある。 枝先から複散形花序をだし、白色の小さな花を多数つける。
花序は5〜15本ほどの大花柄の上に、それぞれ10〜25本の花柄をつけて花が咲き、
全体は直径数cmの笠形の花序となる。
【A】
16.7.12 撮影
【Aを拡大しました】
16.7.12 撮影
【B葉はセリと同じ − 葉は1〜2回3出複葉でやわらかい。小葉は卵形でふちには粗い鋸歯がある】
16.7.14 撮影
【C 花柄の基部の苞は、セリよりもはっきり確認できます】
16.7.14 撮影
【D】
16.7.12 撮影
【Dを拡大しました】
16.7.12 撮影
【E】
16.7.14 撮影
【Eを拡大しました】
16.7.14 撮影
セリの花ははどの図鑑にも「白色」とあり、ほかの種かと調べてもありません。
花の色以外はセリなので、 仮称:セリ(紅花)に花番号『1454』をつけて記録しました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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