2016年 7月15日 ヒオウギ |
ヒオウギ Iris domestica〈檜扇〉(アヤメ科 アヤメ属) 花期は7〜8月。 幅の広い剣状の葉が密に互生する形が檜扇に似ていることからこの名がある。 日当たりのよい山地の草原に生える高さ60-100cmの多年草。 葉は行儀良く2列に並び、長さ30-50cm。 花茎の上部で枝を分けて数個の苞をつけ、中から2〜3個の花を出す。 花は橙色で内面に暗赤色の斑点があり、直径3-4cm。 雄しべ3、雌しべ1。花柱の先は3裂する。 刮ハは楕円形で長さ3cmほど。 種子は直径約5mm、球形で黒く光沢があり、「ぬば玉」「うば玉」と呼ばれる。 その漆黒さはあまりにも黒く、古来より古来より「黒」の枕詞として使われた。 【@を拡大しました】
目的の花は、今年は全く姿が見えませんでしたが、それでも十分楽しめました。 もう一つ、 龍護峰下山途中、青少年自然の家の職員Oさんがすごいスピードで駆け上がって来られました。 勤務がない日にトレーニングされていたのですが、 「中沢さん、すごいですね!忙しくて年を取る暇がないでしょう?」。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |