| セントウソウ Chamaele decumbens〈仙洞草/別名オウレンダマシ〉 (セリ科 セントウソウ属) 花期は2〜4月。
 和名の語源は不明。
 別名は葉がキンポウゲ科のセリバオウレンに似ていることによる。
 山野の林内や林縁などに生える高さ10-25cmの小型で繊細な多年草。
 葉は1〜3回3出羽状複葉、紫色を帯びた長い柄があり、ほとんどが根生する。
 小葉は卵形、3角形など、さまざまな形がある。
 根元から伸びた細い花茎の先に複散形花序をだし、
 白色の小さな花をつける。
 複散形花序の花柄は3〜5個あり、うち1個は短い。
 小散形花序に5〜10個の花をつける。
 果実は長さ3-5mmの楕円形で、2個の分果がくっついたもの。
 分果の隆起線は低い。油管はない。
 花期:3〜5月 分布:北、本、四、九
 − 増補改訂新版「野に咲く花」 −
 
 【@を拡大しました −葉は1〜3回3出羽状複葉、紫色を帯びた長い柄があり、ほとんどが根生する 】
 21.2.24 撮影
 「別名(オウレンダマシ)は、葉がキンポウゲ科のセリバオウレンに似ていることによる」
 
 【A根元から伸びた細い花茎の先に複散形花序をだし、白色の小さな花をつける】
 21.2.24 撮影
 
 【Aを拡大しました − 複散形花序の花柄は3〜5個あり、うち1個は短い】
 21.2.24 撮影
 
 【Aを拡大しました −小散形花序に5〜10個の花をつける 】
 21.2.24 撮影
    
    
    
     家族旅行村ミニ植物観察園を初め、あちこちたくさん見てきたセントウソウですが、
 今年もやっぱり、開花は、いつもの場所が一番早かったです。
 ここが、セントウソウの開花必要条件を一番備えているということでしょう。
 日当たり、湿気、風の強さのバランスでしょうか?
 
 
 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
 学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
 
 
  
 
  
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