センニンソウ Clematis temiflora〈仙人草〉(キンポウゲ科 センニンソウ属)
花期は7〜9月。 果実の羽毛状になった花柱を仙人のヒゲに見立てたことによる。 日当たりのよい道ばたや林の縁などに生えるつる性の半低木。 茎はよく分枝して広がり、曲がりくねった葉柄でほかの木や草にからみつく。 葉は対生し、3〜7個の小葉からなる羽状複葉。 小葉は厚くてやや光沢があり、鋸歯はない。 葉腋から円錐花序を出し、直径2-3cmの白い花を多数つける。
白い花弁のように見えるのは萼片で、4個が十字形に開く。
萼片は倒被針形でふちに白い毛が多い。
痩果は長さ7-8mmの扁平な卵形で、
花のあと3cmほどに伸びた白くて長い毛のある花柱が残る。
【@を拡大しました − 昨夜の雨で濡れた毛が乾ききっていない様子】
16.11.15 撮影
【A痩果は長さ7-8mmの扁平な卵形で】
16.11.15 撮影
【Aを拡大しました − 花のあと3cmほどに伸びた白くて長い毛のある花柱が残る】
16.11.15 撮影
* * * * * こんな時もありました* * * * *
【B今年はこんな姿があちこちで見られました】
16.8.29 撮影
【Bを拡大しました】
16.8.29 撮影
【C今日の果実と同じフェンスで − 昨年の画像です昨年】
15.9.2 撮影
【Cを拡大しました − 白い花弁のように見えるのは萼片で、4個が十字形に開く】
15.9.2 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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