センニンモ Potamogeton maackianus(ヒルムシロ科 ヒルムシロ属)
花期は 6月〜。
淡水の湖沼、河川、水路に生える沈水性の多年草。
根茎が発達する。
葉はすべて沈水葉で、無柄、
葉身は広線形で長さ2-6cm、幅1.5-4mm、3脈があり、縁に微鋸歯がある。
葉端は凸状。
托葉は、葉の基部と合着して長さ2-6mmの葉鞘状となり、
上部は長さ約5mmの耳状突起となる。
日本での花期は7〜8月。
花序柄は長さ1-5cm、穂状花序は長さ4-10mm。
花は2〜4個。
果実は長さ3-4mm、背面の基部に少数の低い突起がある。
北海道〜九州、朝鮮半島・中国・東南アジアに分布する。
ヤナギモとの間に、托葉が葉鞘状で葉先端が鋭頭な自然雑種
アイノコセンニンモ P.×kyushuensis Kadono et Wiegleb を形成する。
− 改訂新版「日本の野生植物1」 −
冬は枯れることなく、黒ずんだ葉をつけたまま越す。
− 「ため池と水田の生き物図鑑」 植物編 −
【@を拡大しました − 葉はすべて沈水葉で、無柄 − 沈水葉のため撮影に苦労しました】
18.5.4 撮影
【A今日のこれが水面近くに葉が上がり、最良の状態でした】
18.6.4 撮影
【Aを拡大しました − 花序柄は長さ1-5cm、穂状花序は長さ4-10mm】
18.6.4 撮影
「托葉は、葉の基部と合着して長さ2-6mmの葉鞘状となり、
上部は長さ約5mmの耳状突起となる」
【Aを拡大しました − 葉身は広線形で長さ2-6cm、幅1.5-4mm、3脈があり、縁に微鋸歯がある】
18.6.4 撮影
水路に落ちないように足元に細心の注意を払いながら、何度シャッターを押したことでしょうか。
これでセンニンモに行かなくても良いと思うとホッとします。
センニンモについた花番号は、『1520』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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