2020年 1月19日  センダン



【@ この冬、黄色い実があちこちで見だっています − 県道わきで】
20.1.9 撮影

          センダン Melia azedarach 〈栴檀/別名オウチ〉(センダン科 センダン属) 
                                             花期は5〜6月。
         暖地に生える、高さ7-10mの落葉高木、大きいものは20mにもなるという。
         若枝は緑色、初め太い軸のある細かな星状毛が密生するが、のち無毛となる。
         葉は互生し、2回まれに3回羽状複葉。
         小葉は長さ1-8mmの小葉柄があり、卵状長楕円形、卵状楕円形または卵形、
         先は鋭くとがり、基部は鋭形〜円形、長さ3-6cm、幅1-2.5cm、
         縁に粗く先のやや鈍い鋸歯があり、表面は無毛。
         5〜6月、葉腋から集散花序を伸ばし、多数の花をつける。
         花弁は淡紫色、倒披針形で長さ約9mm。
         雄蕊は10本、花糸は合着して細い筒をつくり、紫色、長さ7-8mm、
         先は多裂し、その内面に葯がある。
         花柱は長い円柱形で先は丸く、花糸筒内にある。
         果実は楕円形、、長さ1.5-2cm、黄色に熟す。
         世界の熱帯から暖帯の各地で栽培され、しばしば野生化している。
         このため原産地は不明とされている。
         日本では四国・九州・小笠原・琉球の海近くの林内に生え、
         本州ではよく栽培されている。
         センダンには多くの変種が命名されているが、広い分布にともなって
         形態の変異が著しくて区別できない。

         香木である本来の<栴檀>はビャクダン科のビャクダンSantalum album L
         .のことである。
          − 改訂新版「日本の野生植物3」 −
         

【@を拡大しました −世界の熱帯から暖帯の各地で栽培され、しばしば野生化している
20.1.9 撮影
                                 
【A】
20.1.9 撮影

【Aを確認しました − 果実は楕円形、、長さ1.5-2cm、黄色に熟す
20.1.9 撮影

* * * * * こんな時もありました * * * * *

【B上の果実と同じ木です】
17.5.20 撮影

【Bを拡大しました −花弁は淡紫色、倒披針形で長さ約9mm
17.5.20 撮影

【C葉は互生し、2回まれに3回羽状複葉
17.5.20 撮影

【Cを拡大しました − 雄蕊は10本、花糸は合着して細い筒をつくり、紫色、長さ7-8mm、先は多裂し
                                 17.5.20 撮影
                  「花柱は長い円柱形で先は丸く、花糸筒内にある」 

           花の詳細が撮りたいのですが、高いところで咲くので…なかなか。


* * * * * 今日、開花しているのを見たのは * * * * *

【D コマツヨイグサ Oenothera laciniata 〈小待宵草〉(アカバナ科 マツヨイグサ属)】
20.1.19 撮影

* * * * * * * * * *

  今日は、予報にはなかった雨が上がるのを待って、午後1時過ぎて出かけました。
  着いてから雨は降らなかったものの、これまでに開花している花もみな、寒そうにしょぼんとしていて、
  2時間半歩き続けて、このコマツヨイグサを4度シャッターを押しただけで、日記に使える画像はゼロ。
  歩数だけがばっちりで、9921歩。
  

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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