センブリ Swertia.japonica〈千振〉(リンドウ科 センブリ属)
花期は10〜11月。
日当たりのよい山野に生える一年草または越年草で、
高さ5-20cm、茎は淡紫色を帯びる。
根出葉はふつう花時にも少数存在し倒被針形、
長さ1-2cm、幅5mmに達する。
茎葉は対生し、線形で長さ1.5-4cm、幅2-5mm、縁は多少裏側に反る。
花は円錐状につき、5数性、萼裂片は線形〜線状被針形で、長さ5-11mm。
花冠は白色で5深裂し、裂片は広被針形で紫脈があり、長さ7-9mm、
基部付近に2個の蜜腺溝があり、
その周りには顕微鏡下でも平滑な長い毛がある。
全草に強い苦味があり、昔から健胃剤として有名である。
千度振り出しても苦味がなくならないので〈千振〉といい、〈当薬〉ともいう。
− 改訂新版「日本の野生植物 4」 −
【@を拡大しました】
17.10.27 撮影
【Aこの個体の茎は緑色 − 茎は淡紫色を帯びる】
17.10.27 撮影
【Aを拡大しました − 基部付近に2個の蜜腺溝があり、その周りには顕微鏡下でも平滑な長い毛】
17.10.27 撮影
【B − @Aとは別の草原へ】
17.10.27 撮影
【Bを拡大しました】
17.10.27 撮影
【C − Bの花を − 花冠は白色で5深裂し、裂片は広被針形で紫脈があり】
17.10.27 撮影
【Cを拡大しました − 基部付近に2個の蜜腺溝があり、その周りには顕微鏡下でも平滑な長い毛】
17.10.27 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【D足元ばかり見ていてはもったいないほど − 昨日、移動中に】
17.10.27 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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