センボンヤリ Leibnitzia anandria〈千本槍/別名ムラサキタンポポ〉
(キク科 センボンヤリ属) 花期は3〜4月。 秋の閉鎖花を槍に見立てたもの。 別名は春の花の色からつけられた。 山地や丘陵の日当たりのよい草地などに生える多年草。
葉は根もとに集まってロゼット状になる。 春の葉は卵形でふちには欠刻があり、裏面には白いクモ毛が密生する。 秋の葉は長さ10-16cm、幅3倒卵状長楕円形で、羽状に中裂する。 春の花は直径約1.5cmで、高さ5-15cmの花茎の先に1個つく。
頭花は周りに裏面が紫色を帯びた舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある。 夏から秋に高さ30-60cmの花茎を伸ばし、先端に閉鎖花を1個つける。 閉鎖花は筒状花だけが集まったもので、 長さ約1.5cmの総苞に包まれたまま実る。 痩果は長さ約6mm。冠毛は淡褐色で長さ約1cm。
花期:4〜6月 分布:日本全土 − 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 葉は根もとに集まってロゼット状になる】
23. 3 20撮影
【A頭花は周りに裏面が紫色を帯びた舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある】
23. 3.20撮影
久しぶりの日記の更新で調子がつかめていませんが、とりあえず日記を書きました。
これから、調子を取り戻す積もりですので、よろしくおつきあいくださいますよう。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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