2019年 3月14日  センボンヤリ



【@探し回って、無事見つかったセンボンヤリ − 日当たりの良い草原で】
19.3.14 撮影

          センボンヤリ Leibnitzia anandria〈千本槍/別名ムラサキタンポポ〉
                         (キク科 センボンヤリ属) 花期は3〜4月。
         秋の閉鎖花を槍に見立てたもの。
         別名は春の花の色からつけられた。
         山地や丘陵の日当たりのよい草地などに生える多年草。
         葉は根もとに集まってロゼット状になる。       
         春の葉は卵形でふちには欠刻があり、裏面には白いクモ毛が密生する。
         秋の葉は長さ10-16cm、幅3倒卵状長楕円形で、羽状に中裂する。
         春の花は直径約1.5cmで、高さ5-15cmの花茎の先に1個つく。
         頭花は周りに裏面が紫色を帯びた舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある。
         夏から秋に高さ30-60cmの花茎を伸ばし、先端に閉鎖花を1個つける。
         閉鎖花は筒状花だけが集まったもので、
         長さ約1.5cmの総苞に包まれたまま実る。
         痩果は長さ約6mm。冠毛は淡褐色で長さ約1cm。
         花期:4〜6月
 分布:日本全土
          − 増補改訂新版「野に咲く花」 −


【@を拡大しました − 頭花は周りに裏面が紫色を帯びた舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある
19.3.14 撮影

* * * * * 以下は古い画像ですが * * * * *
                                 
【A】
16.3.20 撮影

【B咲き続けるに従って花茎が伸びて、淡紅紫色が濃くなっていきます】
18.4.1 撮影

【C冠毛は淡褐色で長さ約1cm
18.12.8 撮影

 山焼き後の草原で、ベニヤマタケに続いてオキナグサ・センボンヤリ・キジムシロが咲いて、
 次はシバスゲ、ヒトリシズカ・・・秋吉台に春が来たと感じます。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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